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J:COMネットが遅い?原因&今すぐ試せる解決策5選【2025年最新】

動画が止まる、Zoomが途切れる、夜だけ遅い——J:COMが遅いと感じたら、体感ではなくデータで切り分けて、効く順に直していきましょう。本記事は「測る → 直す → 見極める → 決める」の一直線フローで迷いをゼロにします。

  • 測る:有線→5GHz→2.4GHzで昼夜に実測、宅内か回線かを判断
  • 直す:置き方/5GHz固定/配線ギガ化/ファーム更新/メッシュ化
  • 見極め:障害・地域混雑なら“待つ”が正解(大改変はしない)
  • 決める:恒常的なら回線レイヤー(J:COM光/他社)を比較

夜だけ激遅。設定をいじれば直る?

まず夜に有線で計測。そこも遅ければ回線側が濃厚。障害中は大きな設定変更は避け、復旧後に検証しよう。

▶ 最初の「3分診断(測る→切り分け)」へ

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目次

【STEP1】J:COMの速度をチェック(測る)

📌 1-1 正しい測定順序(誤診を防ぐ)

  1. 有線で計測:PCをモデム/ルーターへLAN直結(Wi-Fi誤差を排除)。
  2. Wi-Fi 5GHzで計測:SSIDを2.4GHzと分離し、5GHzのネット名に接続。
  3. Wi-Fi 2.4GHzで計測:壁越えは強いが干渉に弱い帯域。比較用に計測。
  4. 時間帯比較:昼(12–15時)と夜(21–24時)で各1回ずつ。可能なら各3回平均。

無料速度ツール(どれかでOK)

📌 1-2 判定早見表(どこが遅い?)

症状判断次の一手
有線は速い/Wi-Fiだけ遅い宅内無線(設置・干渉・規格)STEP2(宅内対策)
昼は速い/夜だけ有線も遅い回線混雑 or 障害の可能性STEP3(障害見極め)
常時どれも遅い(有線含む)機器劣化・配線100Mbps化・回線問題LANギガ化→再計測/見極め

📌 1-3 用途別の快適目安(下り)

用途目安速度補足
Web/メール5〜10Mbps体感は遅延(Ping)の影響も受ける
HD動画(720p/1080p)10〜20Mbps家族同時視聴で余裕を持つ
4K動画/多人数会議30Mbps以上上り10Mbps/低Pingだと安定
大容量DL/クラウド同期100Mbps以上配線のギガ統一が効く

📌 1-4 記録テンプレ(コピペ用)

日付時間帯接続(有線/5GHz/2.4GHz)下り上りPingメモ
2025/10/0121:00有線— Mbps— Mbps— ms初回夜間計測
2025/10/0121:055GHz— Mbps— Mbps— msリビング
2025/10/0121:102.4GHz— Mbps— Mbps— ms書斎

読み解き:“有線は速い/無線だけ遅い”→宅内無線が原因。“夜だけ有線も落ちる”→回線混雑や障害の可能性。

マリ

有線は速いのに、Wi-Fiだけ部屋でムラがある…

ジュン

まず置き方・5GHz固定・LANギガ統一から。詳しくは次章の宅内対策へ。

▶ 次へ:宅内の即効対策(置き方/5GHz/メッシュ/配線)

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【STEP2】今すぐ効く宅内対策(置き方/5GHz固定/LAN統一/ファーム更新/メッシュ)

先に結論:「置き方→5GHz固定→LANギガ化→ファーム更新→メッシュ」の順で1つずつ実施。毎手順後に速度を再計測し、効いた手だけ残す。

📌 2-1 置き方(まずココだけで体感が変わる)

  1. 家の中央・胸より上の高さに設置(床置き/隅はNG)。
  2. 金属棚・水槽・電子レンジ・分電盤から離す(反射/干渉)。
  3. 密閉棚に入れない(放熱/電波減衰)。

効果チェック:置き直して5分後に再計測(有線→5GHz→2.4GHz)。

📌 2-2 5GHz固定(SSID分離がカギ)

  • ルーター管理画面でSSIDを「2.4GHz」「5GHz」別名にする。
  • PC/TV/会議端末/ゲーム機は5GHzに固定(高速・低遅延)。
  • IoTや古い端末は2.4GHzへ(遠距離に強い)。

注意:オート(バンドステアリング)で不安定な家は、手動固定が安定しやすい。

📌 2-3 LANを「ギガビット」に統一(100Mbpsの混在を排除)

項目推奨理由
LANケーブルCat6以上(推奨6A)1Gbps超の帯域を安定確保
スイッチングハブ1000BASE-T(全ポート)どこか1箇所でも100Mbpsだと全体の頭打ち
ルーター有線ポートGbE対応を使用モデム~ルーター~端末まで全区間をギガ化

📌 2-4 ファーム更新→必要なら初期化

  1. 管理画面で最新ファームへ更新。
  2. 改善が無ければ設定のバックアップ→工場出荷状態に初期化
  3. 再設定は「SSID分離/5GHz固定/パスワード」を最優先。

【STEP3】障害・混雑を見極める(待つ/動くの判断)

結論:夜だけ有線も遅い複数端末同時に遅い近隣でも同様」が揃えば回線側(障害/混雑)の可能性大。障害中は大改変を避け、復旧後に再計測→恒常なら回線変更を検討。

📌 3-1 クイック判定チェック

  1. 夜(21–24時)に有線も遅い(昼は速い)
  2. Wi-Fi/有線・複数端末で同時に遅い/切れる
  3. 同じ建物・近隣・SNSで同様の報告がある

上記が2つ以上当てはまれば回線側が濃厚。宅内設定をいじり倒すより、まずは情報確認→待機運用が合理的です。

📌 3-2 障害情報の確認ルート

  • 公式の障害・メンテ情報(J:COMサポート)
  • SNS/Xで「J:COM 障害」「J:COM 遅い」と検索(地域名も併記)
  • 自分のログ(STEP1の記録テンプレ):昼/夜の差と有線/無線の差を確認

やらない方がいいこと:短時間の再起動ループ/大幅な設定変更/連続速度テストの乱発(帯域を食い誤診の元)。

📌 3-3 障害中の“正解ムーブ”

  1. 情報把握:公式・SNSで状況と復旧目安を確認(スクショ保存)。
  2. 省帯域で凌ぐ:有線に切替/動画は画質を落とす/会議は音声優先。
  3. 家庭内の重要端末に優先枠:ルーターのQoSで会議端末を最優先。
  4. 復旧後に再計測:有線/5GHz/2.4GHzで各3回→ログ更新。

📌 3-4 “恒常的”なら回線変更を検討

  • 判定条件週2回以上2週間以上夜に顕著有線も落ちる
  • 宅内要因は除外済み(STEP2の置き方/5GHz/ギガ化/メッシュを実施)。
  • 次の一手:まずはJ:COM光へ切替で底上げ→スマホ割/工事条件で他社も比較。

📌 3-5 連絡テンプレ(そのまま使える)

下記をコピペすると、原因特定と対応が早くなります。

【契約情報】エリア:〇〇市〇〇/プラン:〇〇
【症状】夜(21–24時)に有線/無線とも速度低下。Zoom途切れ・動画停止あり。
【実測】昼:有線 〇Mbps/夜:有線 △Mbps(Wi-Fiはさらに低下)
【端末】PC2台/スマホ3台/TV1台。宅内対策(置き方/5GHz固定/LANギガ化/再起動/ファーム更新)済み。
【近隣状況】SNSで同様の報告を複数確認。
【要望】障害/混雑状況と復旧見込み、個別回線の技術的確認(信号レベル・SNR・エラーカウント)を希望。
マリ

毎晩オンライン会議が落ちる…もう仕事に支障。

ジュン

今夜は有線+画質低で凌ぎ、復旧後に再計測。恒常なら回線レイヤー変更STEP4)へ。

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【STEP4】回線比較と決め方(J:COM光 / NURO / au / ドコモ / ソフトバンク / 楽天)

最短の決め方:夜だけ有線も遅い=混雑/障害の気配 → J:COM光で底上げを第一候補。スマホ割や提供状況でNURO/au/ドコモ/ソフトバンク/楽天を比較。工事・違約金・開通待ちの3要素を必ず確認。

📌 4-1 まずは「J:COM光」で底上げ(環境を活かす)

  • 同一ブランド内で移行できるため、手続き・サポート・帳票がシンプル。
  • キャンペーンで工事費減免・特典が出やすく、総費用が読みやすい。
  • 宅内配線・機器流用の相性が良く、「夜だけ遅い」改善の第一候補になりやすい。

要チェック:住居(集合/戸建)、配線方式、工事可否、開通日程。時間帯混雑の解消はエリア条件にも左右されます。

📌 4-2 他社の「方向性」早見表(まずは性格で絞る)

回線強み(ざっくり)向いてる人注意点
J:COM光同一ブランド内移行で手続き容易/特典出やすい今の環境を活かして夜間の底上げを狙うエリア/設備条件で効果に差。工事日程は要確認
NURO光速度特化・低遅延志向ゲーミング/4K配信など速度重視提供エリアが限られる/開通に時間がかかる場合
auひかりエリアによっては混雑に強い独自網安定志向・KDDI系でまとめたい東海/関西の戸建て提供が限定的なケースあり
ドコモ光プロバイダ選択肢が多い/ドコモスマホ割家族でドコモ/プロバイダでチューニングしたい混雑はプロバイダ品質に依存
ソフトバンク光スマホ割の還元が分かりやすいソフバン/ワイモバで通信費を最適化夜間の混雑影響は地域差が出やすい
楽天ひかりコスト重視/楽天経済圏と相性ライト〜中量利用/料金を抑えたい混雑耐性は地域差あり。速度期待は控えめに

📌 4-3 具体比較の観点(ここだけ見ればOK)

  • ① 提供可否・工事可否:住所検索→「提供可」「工事可能な配線方式」「開通までの目安」。
  • ② 速度/遅延の期待値:実測は地域差。夜間帯のレビューや家の配線条件を重視。
  • ③ スマホ割:家族の回線含めて総額で最適解を出す(1回線より世帯合算)。
  • ④ 初期費用:工事費・事務手数料・開通までのモデム/ルーター費用。
  • ⑤ 違約金/撤去費:現回線の縛り・撤去費の有無、乗り換え特典の相殺有無。
  • ⑥ レンタル機器:IPv6対応/メッシュ可否/有線ポートGbE数。

📌 4-4 判断フロー(手順→判定→次の一手)

  1. 夜だけ有線も遅い(STEP1〜3で確認済み)? → YES
  2. J:COM光が提供可? → YESなら第一候補に。工事費/開通日を確認。
  3. スマホ割を加味して他社と総額を比較(12〜24ヶ月視点)。
  4. 開通待ちが長い場合はモバイル回線の一時併用も検討(テザ/ホーム5G等)。
  5. 最終決定:費用×安定×開通時期のバランスが最良の回線。

📌 4-5 乗り換え実務(段取りテンプレ)

【1】提供判定:住所でJ:COM光/他社の提供可否・工事方式・開通目安を確認
【2】総額試算:スマホ割・工事費・違約金相殺・特典を反映(12〜24ヶ月)
【3】書類準備:本人確認・支払い・現回線の契約情報
【4】開通日調整:仕事/学校のイベントと被らない日程に
【5】現回線の解約:開通後に切替(ダウンタイム回避)
【6】宅内最適化:ルーター設置・5GHz固定・LANギガ統一・メッシュ配置

マリ

NUROとauひかり、どっちが速い?

ジュン

家と地域で答えが変わります。開通可否・工事方式・夜間の実測レビューの3点を優先。提供外なら検討時間はゼロです。

📌 4-6 迷ったらこの3択(編集部の現実解)

  • J:COM→J:COM光:最小工数で夜の底上げを狙う。
  • NURO光:対応エリア×開通待ちを許容でき、速度を最重視する人。
  • au/ドコモ/ソフトバンク光:スマホ割込みで世帯総額が下がる人。

📌 4-7 よくある落とし穴(後戻りしないために)

  • 工事不可/長期延期:住所で最初に確認。集合住宅の管理規約にも注意。
  • 違約金の見落とし撤去費や端末返却の期日も含めて計算。
  • Wi-Fiだけの期待:回線が変わっても、宅内無線(置き方/5GHz/メッシュ)をやらないと体感は伸びない。

▶ 事例でイメージ:夜だけ遅い/部屋差/旧式LANの改善

▶ 最後に迷いを潰す:FAQ

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【STEP5】さらに速く:IPv6・QoS・LAN統一・自動運用

伸び代の詰め方:IPv6有効化Wi-Fi 6機能の正しいオンQoSで会議/ゲーム優先LANのギガ統一放熱と自動再起動」。1手→再計測→記録で効果を見える化。

📌 5-1 IPv6接続を活用する

  • ルーター管理画面でIPv6(IPv6パススルー / IPoE等)を有効化。
  • PC/スマホ側もIPv6が有効か確認(ネットワーク設定)。
  • 検証法:昼/夜それぞれ3回ずつ計測→IPv4/IPv6で比較。

注意:全サイトがIPv6対応ではないため、必ず有線/5GHz/2.4GHzの全パターンで再計測。

📌 5-2 Wi-Fi 6/6Eの“正しいオン”

  • OFDMA / MU-MIMO:多数端末の同時通信を効率化。オン推奨。
  • バンドステアリング:不安定な家はオフ→SSID分離+5GHz固定に切替。
  • チャネル幅:まずは80MHz。160MHzはDFS/干渉に注意(速度↑/安定↓の可能性)。
  • 暗号化:WPA3優先、古端末はWPA2併用(WPA/WEPはNG)。

📌 5-3 QoS(通信優先度)で“仕事/学習”を落とさない

  • 会議(Zoom/Meet/Teams)やゲーム機を最優先に設定。
  • テレビ/レコーダー/大容量DLは低優先に。
  • 帯域上限(レートリミット)を設定できる機種は、バックアップ/クラウド同期を抑制。

📌 5-4 LAN配線の“ボトルネック撲滅”(再確認)

項目推奨ポイント
LANケーブルCat6以上(推奨6A)長距離は品質ケーブル、強曲げ/巻き過ぎNG
スイッチングハブ1000BASE-T(全ポート)100Mbps混在は上限を潰す
バックホールメッシュ有線接続ノード間は有線で“干渉ゼロ”の幹線に

📌 5-5 熱対策と“自動再起動”運用

  • 放熱:直射日光/密閉棚NG。吸気/排気スペース確保。
  • 再起動スケジュール:深夜に週1〜数回。ログと体感で頻度を決める。
  • ファーム更新:不安定時は更新→改善なければ初期化→再設定。

📌 5-6ミニFAQ(この章の要点)

  • Q. IPv6にすると必ず速くなりますか?
    A. 必ずではありません。昼/夜×各3回の実測でIPv4/IPv6を比較して判断。
  • Q. 160MHzは常にオン?
    A. まず80MHzで安定確認→効果を見て160MHzを試験。
  • Q. 再起動の頻度は?
    A. 深夜に週1〜数回の自動再起動で安定する例が多め。

📌 5-7 検証テンプレ(コピーして使える)

【変更】IPv6 有効(ON)/バンドステアリング OFF → SSID分離/QoS 会議端末 最優先
【計測(昼)】有線:◯Mbps / 5GHz:◯Mbps / 2.4GHz:◯Mbps / Ping:◯ms
【計測(夜)】有線:◯Mbps / 5GHz:◯Mbps / 2.4GHz:◯Mbps / Ping:◯ms
【所感】会議の音切れ減少/動画のバッファ回数↓
【次の一手】160MHz試験(夜のみ)/メッシュ有線化
マリ

設定を色々触って逆に遅くなった…元に戻せない。

ジュン

1手=1変更→再計測→記録が鉄則。悪化したら直前の1手を戻す。迷ったら初期化→基本3点(SSID分離/5GHz固定/LANギガ)に戻す。

▶ 事例で確認:計測→原因→改善の流れ

▶ 迷いを潰す:FAQへ

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【事例】計測→原因特定→改善までの3ケース

実測ログで「どこが詰まっているか」を見抜けば、対処は迷いません。ここでは実測→判定→次の一手の流れを3パターンで示します。表はコピペ編集OKです。

ケースA:夜だけ極端に遅い(集合住宅)

状況計測(昼/夜)判定対処結果
21–23時に動画が止まる。会議も音切れ昼:有線 120Mbps / 5GHz 100Mbps
夜:有線 10〜15Mbps / 5GHz 8〜12Mbps
回線レイヤーの混雑(有線も落ちる)障害情報の確認→恒常混雑の傾向。
J:COM光へ移行(工事日程/費用確認)
夜:有線 70〜100Mbps / 5GHz 50〜80Mbpsに回復

ポイント:「夜だけ」「有線も遅い」がそろったら宅内ではなく回線側。まずは同一ブランド内(J:COM→J:COM光)で底上げを狙うと段取りが簡単。

ケースB:部屋によって極端(RC造/部屋数多め)

状況計測(部屋別)判定対処結果
リビングは快適だが、書斎/2階で遅いリビング:5GHz 150Mbps
書斎:5GHz 5〜12Mbps(2.4GHzは到達するが遅い)
壁・距離・干渉による減衰(宅内無線がボトルネック)メッシュWi-Fiを2ノード追加し、
バックホールは有線(可能なら)/主要端末は5GHz固定
全室 40〜150Mbpsで安定。会議の音切れ消失

ポイント:出力上げより「面で覆う」発想。ノード間を有線でつなげると干渉の影響を受けにくく安定。

ケースC:常時イマイチ(旧式ルーター+混在LAN)

状況計測(Wi-Fi/有線)判定対処結果
昼夜問わず体感が重い。ファイルDLや会議が不安定Wi-Fi:8〜20Mbps / 有線:80〜95Mbps
(ハブに100Mbps機器混在、ルーターはWi-Fi 4)
機器世代差+LANボトルネックWi-Fi 6ルーターに更新、Cat6A+ギガビットハブで統一。
SSID分離/5GHz固定/QoSで会議端末を最優先
Wi-Fiでも 60〜150Mbpsに改善。会議安定

📎 コピペ用:計測→判定メモ

【日付/時間】2025-10-01 21:00
【接続】有線 / 5GHz / 2.4GHz
【実測】下り ◯Mbps / 上り ◯Mbps / Ping ◯ms
【判定】例:夜のみ有線も遅い=回線レイヤー
【次の一手】例:J:COM光の提供可否→開通日調整→宅内は5GHz固定+GbE統一

▶ 迷いを潰す:FAQへ

▶ リアルタイム障害チェック

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よくある質問(FAQ)

Q. 夜だけ遅いのは回線のせい?
A. 有線も同じ時間帯に遅くなるなら回線レイヤーの可能性が高いです。まずは障害/メンテの情報を確認し、恒常的ならJ:COM光や他社光への移行を検討しましょう(回線比較へ)。

Q. LANケーブルは何を買えばいい?
A. Cat6以上(推奨6A)で統一。スイッチングハブは1000BASE-T対応を選び、100Mbps機器の混在を避けると上限が揃い、体感が安定します。

Q. IPv6にすれば必ず速くなる?
A. 必ずではありません。混雑回避で効くケースがあるため、昼/夜×3回の再計測でIPv4/IPv6を比較して効果を判断してください(STEP5)。

Q. メッシュWi-Fiと中継機、どっちが正解?
A. 広い/壁が厚い/階層が分かれる家はメッシュが安定。単点の電波延長だけなら中継機でも可。ノード間は可能なら有線バックホールがベスト。

Q. 再起動はどれくらいの頻度?
A. 機種と環境次第ですが、深夜の週1〜数回の自動再起動で安定する例が多め。1手=1変更→再計測→記録の運用で最適化を。

Q. 障害中は何をすべき?
A. 公式/SNSで状況を確認し、復旧予定を把握。設定の大改変は避け、有線化・画質を落とす・会議は音声優先で凌ぎ、復旧後に再計測して恒常性を判定。

Q. 5GHzと2.4GHzの使い分けは?
A. 近距離・高速度は5GHz、遠距離・壁越しは2.4GHz。主要端末は5GHz固定、IoTや古端末は2.4GHzへ。

Q. 160MHz(Wi-Fi 6/6E)はオンにする?
A. 近距離ピークは伸びますが、DFS/干渉で不安定になる家も。まずは80MHzで安定→効果検証のうえ160MHz試験が安全。

Q. 速度は出ているのに会議がカクつくのは?
A. Ping/ジッタ(遅延・揺らぎ)悪化が原因のことがあります。会議端末を有線に、ルーターでQoS最優先設定を。

Q. 乗り換えのタイミングは?
A. 開通日確定→開通後に現回線を解約が基本。ダウンタイムを避け、違約金/撤去費と特典の相殺を計算してから決定。

▶ まとめ:あなたの最短ルート▶ 速度ログのコピペテンプレ

📢 まとめ:あなたの最短ルートはこれ

症状まずやる次の一手決め手
昼は速い / 夜だけ遅い有線/5GHzで再計測障害確認 → 恒常なら回線変更J:COM光や他社光で夜間の底上げ
部屋で差が大きい設置/干渉/5GHz固定メッシュWi-Fi導入(可能なら有線バックホール)全室で同等帯域を確保
常時イマイチ(Wi-Fiのみ)Wi-Fi 6化/チャネル最適化LAN統一(Cat6A+GbE)/ QoS最優先無線でも有線に近づける

J:COM光:料金・速度・特典工事費無料キャンペーン

【保存版】速度ログのコピペテンプレ

下の表をコピーして、速度テストのたびに追記してください。1手=1変更→再計測→記録の運用で、原因の切り分けが倍速になります。

日付時間帯接続(有線/2.4/5GHz)下り(Mbps)上り(Mbps)Ping(ms)メモ(位置/端末/変更点)
2025/10/0121:005GHz例:ルーター高所へ移設
2025/10/0222:00有線例:Cat6Aへ交換

読み解きのヒント:「有線は速い/Wi-Fiだけ遅い」=宅内無線が主因。「両方遅い」=回線/機器/配線側を疑う(回線比較事例参照)。

【付録A】ルーター比較テンプレ(要件で迷わず選ぶ)

型番よりも要件→配線→運用の順で選ぶと失敗しません。下表はそのまま編集して使えます(★は必須、☆は推奨)。

評価軸要件チェックメモ
無線規格 ★Wi-Fi 6 / 6E(11ax)対応□ 済OFDMA / MU-MIMO 搭載
周波数運用 ★2.4GHz / 5GHz を別SSIDにできる□ 済バンドステアリング可否も確認
有線性能 ★WAN/LAN 全ポート 1000BASE-T□ 済2.5G/10Gあれば将来◎
メッシュ ☆同シリーズでメッシュ拡張可□ 済バックホール有線対応だと安定
セキュリティ ☆WPA3 / 自動アップデート□ 済ゲストWi-Fi有
運用性 ☆スマホアプリ管理 / 再起動スケジュール□ 済ログ閲覧・QoSの柔軟性
冷却/設置 ☆縦置き可・放熱設計□ 済壁掛け穴/スタンド有無

📎 採点シート(3候補を並べる)

項目候補1候補2候補3
Wi-Fi 6/6E
GbE(全ポート)
メッシュ/有線BH
QoSの柔軟性
アプリ管理
価格/在庫
総合(○/△/×)   

使い方:家の構造(木造/RC・階/部屋数)と同時接続台数をメモしてから評価。SSID分離→5GHz固定→LANギガ統一を前提に選ぶと体感が安定します。


【付録B】回線比較テンプレ(J:COM光 / NURO / au / ドコモ / ソフトバンク / 楽天)

提供状況・工事方式・開通時期・スマホ割・初期費用の5点だけで決めれば迷いません。以下をコピペして埋めてください。

回線提供/工事方式夜の実測評判スマホ割初期費用開通目安総合
J:COM光提供:□ / 方式:□◎/○/△¥
NURO光提供:□ / 方式:□◎/○/△¥
auひかり提供:□ / 方式:□◎/○/△au¥
ドコモ光提供:□ / 方式:□◎/○/△docomo¥
ソフトバンク光提供:□ / 方式:□◎/○/△SoftBank/Y!mobile¥
楽天ひかり提供:□ / 方式:□◎/○/△楽天モバイル¥

▶ 回線の決め方に戻る  |  ▶ 事例を見る

【付録C】サポート連絡テンプレ(コピー用)

数値・状況・対策履歴をまとめて伝えると解決が速くなります。

【契約/設置】住所:〇〇市〇〇/住居:集合(RC)/設置:リビング高所
【症状】夜(21–24時)に有線/無線とも速度低下。会議の音切れ/動画停止
【実測ログ】昼:有線 〇Mbps / 5GHz 〇Mbps/夜:有線 △Mbps / 5GHz △Mbps
【宅内対策】置き方・SSID分離・5GHz固定・LANギガ統一・再起動・ファーム更新実施済み
【近隣状況】SNSで同様の報告(スクショ有)
【要望】障害/混雑の状況、個別回線の信号/エラーカウント確認、改善見込み

【付録D】用語ミニ辞典

  • Ping(遅延):応答の速さ(ms)。会議/ゲームは数値が小さいほど安定。
  • ジッタ:遅延の揺らぎ。大きいと音切れ/カクつきの原因。
  • OFDMA / MU-MIMO:Wi-Fi 6の同時通信を効率化する技術。
  • メッシュWi-Fi:複数ノードで家全体を「面」でカバーする方式。
  • バックホール:ノード間の中継回線。有線接続だと安定。
  • GbE(ギガビットEthernet):1Gbpsの有線LAN規格。100Mbps混在は頭打ち。

構造化データ(HowTo:測定→改善)

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