J:COMを解約したあと、
「モデムを返すのを忘れていた」
「ルーターは捨てても大丈夫?」
「返却しないと高額請求される?」
と不安になっている方も多いでしょう。
結論からいうと、J:COMから貸し出されている機器は原則として返却が必要です。
返却せずに放置すると、返却を求める案内が届いたり、契約・機器によっては機器損害金を請求されたりする可能性があります。
ただし、返却期限を少し過ぎただけで、必ず高額請求になるという意味ではありません。
大切なのは、放置せず、気づいた時点で返却対象と返却方法を確認することです。
J:COM公式でも、加入時に設置された機器は返却が必要で、撤去工事の有無によって返却方法が異なると案内されています。

まず結論|J:COMの機器を返却しないとどうなる?

| 状況 | 起こる可能性があること | 対処 |
|---|---|---|
| 返却を忘れた | 返却確認の案内 | 早めに返却方法を確認 |
| 返却が遅れた | 未返却として確認される可能性 | 放置せずJ:COMへ確認 |
| 機器を紛失した | 機器損害金の可能性 | J:COMへ相談 |
| 機器を破損した | 機器損害金の可能性 | 自己判断せず相談 |
| 返却したのに未返却扱い | 配送・処理状況の確認 | 追跡番号・発送控えを確認 |
「返却を忘れた=即高額請求」ではありません。
しかし、J:COM NET 光(N)の2026年4月1日現在の重要事項説明では、貸与機器を返却しなかった場合に損害金を支払う規定が明記されています。
そのため、「そのうち返せばいい」と放置するのはおすすめできません。
J:COMの機器損害金はいくら?

機器損害金は、すべての契約・機器で同じではありません。
契約しているサービス、機器の種類、契約時期などによって異なります。
たとえば**J:COM NET 光(N)**では、2026年4月1日現在、返却がない場合の損害金として次の金額が記載されています。
| 機器 | 損害金 |
|---|---|
| 高機能Wi-Fi | 11,000円 |
| 回線終端装置(ONU) | 14,000円 |
| HGW | 12,000円 |
| J:COM PHONE ひかり(N)対応ルーター | 12,000円 |
いずれも公式資料上は不課税です。
「最大○万円」と一律に考えないことが重要
ここで注意したいのは、
J:COMのすべての利用者に上記金額がそのまま適用されるわけではない
ということです。
J:COM NET、J:COM TV、J:COM NET 光(N)など、利用サービスによって貸与機器は異なります。
複数の機器を借りている場合は、未返却の機器が複数になる可能性もあります。
したがって、正確な金額は必ず自分の契約書・重要事項説明・J:COMから届いた案内で確認してください。
機器損害金をできるだけ避けるためのチェックポイント
機器損害金で余計な出費をしないためには、解約してから慌てて機器を探すのではなく、返却前に「何を借りていたのか」を一つずつ確認することが大切です。
Jでは、加入時に設置された貸与機器について返却が必要と案内しており、契約内容によって返却方法も異なります。
まず、次の5点を確認してください。
- Jから借りている機器の種類
- 本体以外のリモコン・電源ケーブル・カード類
- 機器の台数
- 機器に破損がないか
- 解約時に案内された返却方法
特に注意したいのが、「本体は返したが付属品が残っていた」というケースです。
テレビ周辺にはチューナー、リモコン、電源ケーブルなど複数の機器が置かれていることがあります。また、ネット回線ではモデムやONUなど、普段ほとんど触らない機器が家具の裏側に設置されていることもあります。
解約後すぐに返却できるよう、発送前に一度すべて並べて確認すると分かりやすくなります。
スマートフォンで写真を撮っておけば、「何を箱に入れたのか」をあとから確認することもできます。
また、2026年6月1日からは、J指定機器が解約時に返却されなかった場合や、紛失・修理不能な破損などについて、機器損害金とは別に**機器紛失・破損事務手数料3,300円(税込)**が設定されています。
つまり、返却忘れを防ぐことは、単に機器代の請求を避けるだけではありません。
「返却対象を確認する → そろえる → 写真を撮る → 指定方法で返す」
この流れを守ることが、余計な請求を防ぐ基本です。
J:COM解約後に返却する主な機器

返却対象になりやすい機器には、次のようなものがあります。
- ケーブルモデム
- Wi-Fi機器
- ONU(回線終端装置)
- HGW
- J:COM TV用チューナー
- J:COM LINKなどの対象機器
- リモコン
- 電源アダプター
- 契約時に貸与された付属機器
特に注意したいのが、本体だけ返して付属品を忘れるケースです。
テレビ台の裏にリモコンや電源アダプターが残っていないか、梱包する前に確認しておきましょう。
自分で買ったルーターはどうする?
家電量販店やAmazonなどで自分で購入した市販ルーターは、J:COMから借りた機器ではないため、通常はJ:COMへの返却対象ではありません。
ただし、
「J:COMから借りたルーターなのか」
「自分で買ったルーターなのか」
分からなくなっている場合は、型番や契約内容を確認してから判断してください。

J:COM機器の返却方法

J:COM公式では、解約時の機器返却について大きく、
作業員が訪問して撤去・回収する方法
利用者自身が機器を取り外して返却する方法
が案内されています。
1.撤去工事がある場合
J:COMのサービスエンジニアが訪問し、対象機器を回収します。
この場合は、自己判断で先に機器や配線を取り外さず、案内された方法に従いましょう。
2.撤去工事がない場合
自分で機器を取り外して返却します。
返却先や具体的な返却手順については、解約手続き時に案内されます。
J:COMの料金案内では、自分で撤去し指定された返送先へ機器を返送する場合、撤去費・機器配送手数料はかからず、返送費用は利用者負担と案内されています。
返却期限はいつまで?
「解約から必ず○日以内」と一律に決めつけるのは避けましょう。
返却方法や契約によって条件が異なるため、
- 解約手続き時の案内
- メール
- 書面
- J:COMマイページ
- J:COMサポート
で、自分に案内された期限を確認するのが確実です。
返却期限を過ぎた・返すのを忘れた場合

期限を過ぎていることに気づいたら、放置しないでください。
次の順番で対応しましょう。
- J:COMから届いた解約・返却案内を確認する
- 手元にある機器を確認する
- モデム・ルーター・チューナー・付属品をそろえる
- 返却方法が分からなければJ:COMへ確認する
- 案内された方法で早めに返却する
- 発送控えと追跡番号を保存する
「もう期限を過ぎたから返しても意味がない」と自己判断する必要はありません。
返却できる機器が手元にあるなら、まずJ:COMへ確認することが重要です。
返却状況別|今すぐやること
返却期限を過ぎた場合でも、状況によってやるべきことは違います。
自分がどのケースに当てはまるのか確認してください。
ケース1|機器が全部手元にある
返却する機器がすべて手元にあるなら、まず解約時の返却案内を確認します。
返却先や返却方法を自己判断せず、現在案内されている方法に従って手続きを進めましょう。
J公式では、撤去工事がない場合は利用者自身で機器を取り外し、返却先や詳細な手順については解約手続き時に案内するとしています。
古いブログ記事などに書かれた住所へ直接送るのではなく、自分の契約に対する案内を確認することが重要です。
ケース2|一部の付属品が見つからない
本体はあるものの、リモコンや電源ケーブルなどが見つからない場合は、まず家の中をもう一度確認しましょう。
テレビ台の引き出し、配線周辺、押し入れ、引っ越し用の箱なども確認してください。
それでも見つからない場合は、不足品があることをJへ伝えて対応方法を確認します。
不足品を黙ったまま発送するより、先に確認した方がその後のトラブルを防ぎやすくなります。
ケース3|すでに機器を発送している
すでに返送済みなら、配送伝票の控えや追跡番号を確認してください。
配送会社の追跡画面で「配達完了」になっている場合は、画面をスクリーンショットで保存しておくと安心です。
返却完了が確認できるまでは、伝票や追跡番号を捨てないようにしましょう。
ケース4|機器を紛失した
機器そのものが見つからない場合は、放置してはいけません。
Jでは、指定機器が返却されない場合や機器を紛失した場合などについて、損害金や事務手数料の対象になる場合があります。
紛失に気づいた段階で、対象機器の名前や契約内容を確認して相談しましょう。

機器を紛失・破損してしまった場合

引っ越しの途中でモデムを紛失した、リモコンが見つからない、機器を壊してしまった場合も、勝手に処分したり放置したりせずJ:COMへ相談しましょう。
機器損害金が発生するかどうかは、契約や機器によって異なります。
「紛失したから必ず○万円」
とネット上の情報だけで判断しないことが大切です。
特に2026年現在は契約サービスごとに機器や損害金が異なるため、契約者本人の最新情報を確認してください。
返却した証拠は必ず残しておく

J:COMの機器返却で意外に重要なのが、返却後の記録です。
返却したら、少なくとも次のものを保存しておきましょう。
- 配送伝票の控え
- 追跡番号
- 発送日
- 配送会社名
- 返した機器の写真
- 梱包前の写真
- J:COMから届いた返却関連メール
配送会社の追跡で「配達完了」になっていても、J:COM側で返却処理が完了するまで時間差が生じる可能性があります。
そのため、返却完了や最終請求が確認できるまでは、発送控えを捨てない方が安心です。
「返却したのに未返却」と言われた場合の対処法
きちんと返送したはずなのに、あとから未返却について確認されると不安になります。
しかし、このようなときこそ発送時の記録が重要です。
まず確認するのは次の4点です。
- 発送した日
- 配送会社
- 追跡番号
- 配送完了になっているか
配送会社の追跡ページで荷物が到着済みになっている場合は、その画面を保存します。
次に、発送した箱の中に何を入れたのか確認します。
発送前の写真を撮っていれば、「モデム本体」「電源アダプター」「リモコン」など、実際に梱包したものを確認できます。
Jへ問い合わせる際には、
「○月○日に発送しました」
「配送会社は○○です」
「追跡番号は○○です」
「追跡では配達完了になっています」
と整理して伝えると状況を確認しやすくなります。
ここで避けたいのが、発送した直後に伝票を捨ててしまうことです。
返却手続きでは、利用者が発送した日と、事業者側で返却処理が完了するタイミングが必ずしも同じとは限りません。
そのため、返却完了と最終請求を確認するまでは、控えを保管しておくことをおすすめします。
また、サービスエンジニアに機器を回収してもらった場合も、回収日と回収された機器を簡単にメモしておくと安心です。
「返した」という記憶だけに頼らず、記録として残しておくことが返却トラブル対策になります。
J:COM解約後の最終請求も確認する

機器を返却したら、それで完全に終わりではありません。
解約後は最終請求を確認しましょう。
確認したいのは、
- 解約月の利用料金
- 撤去工事費
- 工事費の残額
- 契約解除料金
- 機器損害金
- その他の手数料
などです。
J:COMでは作業員による撤去を依頼した場合、建物や解約内容によって撤去費が発生します。公式料金ページでは、一例として集合住宅の全解約で税込4,950円、一戸建てで引き込み線撤去を伴う全解約では税込10,780円などが案内されています。
つまり、
「解約後に請求があった=機器未返却の罰金」
とは限りません。
請求明細を確認して、何の料金なのかを区別しましょう。

J:COM機器返却に関するよくある質問

Q.返却を忘れたらすぐ高額請求されますか?
必ず即座に高額請求されるとは限りません。
ただし、貸与機器を返却しない場合に機器損害金が設定されている契約があります。放置せず早めに返却・相談してください。
Q.モデムだけ返せばいいですか?
契約によって異なります。
ルーター・ONU・チューナー・リモコン・電源アダプターなども返却対象になる可能性があります。
案内された返却機器一覧を確認してください。
Q.自分で買ったWi-Fiルーターも返却しますか?
J:COMからレンタルしたものではなく、自分で購入した機器なら通常は返却対象ではありません。
Q.返却方法が分かりません
自己判断で適当な住所へ発送せず、解約手続き時に案内された返却方法を確認してください。
J:COM公式でも、具体的な返却方法は解約手続きの際に案内するとしています。
Q.返却したのに未返却の連絡が来たら?
まず配送伝票・追跡番号を確認します。
配達完了が確認できる場合は、発送日や追跡番号を用意してJ:COMへ問い合わせましょう。
Q.返却用の箱がない場合はどうすればいいですか?
返却方法は契約内容や機器によって異なるため、自分に案内された返却方法を確認してください。
撤去工事がある場合はサービスエンジニアが機器を回収し、撤去工事がない場合は自分で機器を取り外して返却する流れが案内されています。
返送が必要な場合でも、自己判断で発送先を決めず、解約時に案内された方法を確認しましょう。
Q.引っ越したあとにJの機器が出てきたらどうすればいいですか?
旧居から持ってきた荷物の中からモデムやルーターなどが出てきた場合は、そのまま保管せずJへ確認しましょう。
返却対象の機器であれば、現在の返却方法を確認して早めに対応することが重要です。
「時間がかなり経っているから返さなくてもよい」と自己判断するのは避けてください。
Q.家族が契約していたため返却する機器が分かりません
まず契約者名や利用していたサービスを確認します。
そのうえで、Jから届いている解約案内、メール、契約書類などを探してください。
Jのレンタル機器には、TVチューナー、リモコン、B-CAS・C-CASカード、インターネット用モデム、ONU、固定電話用モデム、電源ケーブルなどがあります。
外見だけで判断できない場合は、機器の型番を確認したうえで問い合わせると分かりやすくなります。
Q.古い機器でも返却しなければいけませんか?
古いか新しいかではなく、その機器が現在もJからの貸与品として返却対象になっているかどうかで判断します。
「何年も使ったから自分のものになっただろう」
「古い機器だからJも使わないだろう」
と自己判断して処分するのは避けましょう。
Jは、加入時に設置した機器について返却が必要と案内しています。
返却対象か分からない場合は、機器名・型番を確認してから問い合わせてください。
Q.解約後に請求が続いたら機器未返却が原因ですか?
必ずしも機器未返却が原因とは限りません。
最終利用料金、工事関連費用、契約内容に応じた費用など、解約後に精算される項目が残っている場合があります。
そのため、請求があった場合は金額だけを見るのではなく、まず明細の項目名を確認してください。
もし「機器損害金」「機器紛失・破損事務手数料」など、心当たりのない項目が記載されている場合は、返却控えや追跡番号を準備してJへ確認しましょう。
最終チェック|解約後にここまで確認すれば安心
Jの解約後は、機器を箱に入れて発送するだけで終わりではありません。
最後に次の項目を確認してください。
返却前
- 返却対象の機器を確認した
- 本体と付属品をそろえた
- 返却期限を確認した
- 正しい返却方法を確認した
- 梱包前の写真を残した
返却後
- 発送伝票を保管した
- 追跡番号を保存した
- 配送完了を確認した
- 返却完了まで記録を保管した
- 最終請求を確認した
この中で一つでも確認できていない項目があれば、今のうちに確認しておきましょう。
特に、返却期限を過ぎた場合、付属品が不足している場合、紛失・破損がある場合は、何もしないまま時間を置くのではなく早めに相談することが大切です。
Jでは2026年6月から、機器紛失・破損等に伴う事務手数料として3,300円(税込)が設定されており、機器損害金とは別に発生する場合があります。
だからこそ、
返却対象を確認する。
期限内に返す。
証拠を残す。
この3つを確実に行うことが重要です。

まとめ|J:COM機器は放置せず早めに返却しよう

J:COMを解約したあとに貸与機器を返却しないまま放置すると、返却確認の連絡や機器損害金の対象になる可能性があります。
しかし、
「返却期限を少し過ぎただけで必ず高額請求される」
というわけではありません。
重要なのは次の5点です。
- J:COMから借りた機器は返却する
- 返却対象を自己判断しない
- 期限・返却方法は自分の解約案内を確認する
- 遅れていても放置せず早めに相談する
- 発送控え・追跡番号を残す
特に損害金は契約サービス・機器によって異なります。
ネット上の古い金額を信用するのではなく、2026年現在の自分の契約内容とJ:COM公式案内を確認してから手続きすることが、余計な請求や返却トラブルを防ぐ一番確実な方法です。
